株式会社か合同会社か、組織形態の選択

会社形態の選択

どの会社形態を選ぶか。

会社形態を選ぶポイントは、それぞれの会社形態の特徴を踏まえて
最も事業内容に適した組織を選択することです。
では、株式会社と合同会社の違いは、どこにあるのでしょうか？
また、個人事業とは、どういった点で異なるのでしょうか？

ここでは、それぞれの会社形態を比較して説明したいと思います。

会社形態の比較

	株式会社	合同会社（LLC）	個人事業
法人格	あり　○	あり　○	なし　×
構成員数	代表取締役１名以上	代表社員１名以上	規定なし（個人）
出資金	１円でもOK	１円でもOK	不要
課税関係	法人税	法人税	所得税
構成員の責任	有限	有限	無限
利益の分配	株数に応じて分配	出資額に応じて分配ただし、社員間の同意で自由に決定できる。	なし

有限責任か、無限責任か

構成員の責任とは、会社が負債を抱えた場合に、会社の負債を構成員がどこまでの範囲で責任を負うかということです。有限責任の場合、出資した額を限度として責任をいます。一方、無限責任の場合は、出資額のみならず、負債総額すべてに責任を負うことにになります。

実際に会社形態を選択する際には、事業内容、事業条件、環境等によってさまざまであり、大変迷われるところですし、そのためのシュミレーションも必要になると思います。

「法人設立相談センター福岡」では、会社設立に関するお問合せについて、無料でご相談に応じておりますのでお気軽にメールをいただければと思います。